Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

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「誰もいない海/トワ・エ・モア」 - オリコン16位を記録! ドラマ『越路吹雪物語』主題歌

今日は、トワ・エ・モワの「誰もいない海」のご紹介です。

誰もいない海 トワ・エ・モア ジャケットイメージ
この曲の歌詞はこちら

トワ・エ・モワ (Toi et Moi) は、日本の歌謡ポップデュオです。
1969年にスクールメイツのメンバーだった山室英美子(現:白鳥英美子)と、歌手志望だった芥川澄夫の二人で結成されました。

1969年5月10日、渡辺プロダクション(現ワタナベエンターテインメント)より「或る日突然」でデビューしますが、これが大ヒットとなります。
 

「或る日突然/トワ・エ・モア」 - 週間オリコンチャートで4位を記録した、デビュー曲にしてヒット曲!|Super源さんの音楽ブログ


今日は、トワ・エ・モワの「或る日突然」のご紹介です。 写真はこちらからお借りしました。 トワ・エ・モワ (Toi et Moi) は、日本の歌謡ポップデュオです。1969年にスクールメイツ


その後、「空よ」、「虹と雪のバラード」、「誰もいない海」「初恋の人に似ている」「地球は回るよ」「愛の泉」など数多くのヒット曲を出し、1960年代後半から1970年代前半にかけて流行し、和製ラウンジ系ポップの先駆けとなります。

今日は、1970年11月05日に発売された、通算6枚目のシングルである「誰もいない海」をどうぞ。
 
誰もいない海/トワ・エ・モア

この曲は、オリコンチャートにおいて最高順位16位、1971年度年間86位を記録しています。
この曲はもともと、1967年に、NET『木島則夫モーニングショー』に出演していた歌手のジェリー伊藤の「今週の歌」のために書かれた曲です。
テレビ朝日系列ドラマ『越路吹雪物語』の主題歌としても使われ、このドラマでは大地真央が歌唱しています。

なお、白鳥英美子の娘はシンガーの白鳥マイカで、芥川澄夫は現在プロデューサーとしても活躍しています。

「第一級恋愛罪(Love In The First Degree)/バナナラマ」- 「鶴瓶上岡パペポTV」のテーマ曲

今日は、バナナラマの「第一級恋愛罪(Love In The First Degree)」のご紹介です。

第一級恋愛罪 バナナラマ ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

バナナラマ (Bananarama) は、1981年に結成されたイギリス出身の女性3人によるポップグループです。

メンバーは、カレン・ウッドワード、サラ・ダリン、シヴォーン・ファーイです。

バナナラマのデビューのきっかけは、セックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズとポール・クックが使っていたリハーサル・スタジオの上の部屋に彼女達が住んでいたことによります。
彼らの助けにより「アイ・ア・ムアナ(Aie a Mwana)」のデモテープが作られ、後にデビューシングルとなったのです。

その後、ストック・エイトケン・ウォーターマンとのコラボレーションにより「Venus(ヴィーナス)」(1986年)などがヒットするなど、さらなる飛躍をします。

日本では、バブル景気絶頂期の1980年代後半のディスコブームでしたが、それに乗る形でブレイクし、当時、「マハラジャ」などでは、バナナラマの曲がかかるとお立ち台が満杯になるという現象が起きました。

今日は、1987年に発売された「第一級恋愛罪(Love In The First Degree)」をどうぞ。
 
第一級恋愛罪(Love In The First Degree)/Bananarama(バナナラマ)

この曲の歌詞はこちら

ちなみに、この曲は当時Winkがカバーしており、「鶴瓶上岡パペポTV」のテーマ曲としても使われました。

「大迷惑/ユニコーン」 - オリコン12位を記録したユニコーンの代表曲

今日は、ユニコーンの「大迷惑」のご紹介です。

大迷惑 ユニコーン ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。

ユニコーン(UNICORN)は、1986年に広島県広島市にて結成されたロックバンドです。
1993年に解散しましたが、2009年に活動を再開しています。

メンバーは、川西幸一(ドラムス、ボーカル。初代バンドリーダー)、奥田民生(ボーカル、ギター)、手島いさむ(ギター、ボーカル)、EBI(エビ:ベース、ボーカル)、阿部義晴キーボード、ギター、ボーカル)で、バンド名はイギリスのロックバンドT・レックスのアルバム「ユニコーン」に由来しています。

デビュー当初は、ビートロックの一派とされていましたが、中期から後期にかけて、異色の語彙(ごい)や題材を用いた独特な歌詞が増えるとともに、ジャンルを問わない幅広い音楽を咀嚼(そしゃく)した、アイディアあふれる楽曲を演奏するバンドとなっていきます。

特に、アルバム「服部」発売以降は、音楽性は何でもありとなり、ライブにおいても独特の寸劇(すんげき)が組み込まれるなど、バンドブームの中でも独自の活動を行ないます。

また、ユニコーンは、音楽性の違うメンバー全員が、作詞と作曲とボーカルを担当できるバンドであることもその特徴のひとつです。

代表曲には、「大迷惑」、「デーゲーム」、「働く男」、「すばらしい日々」、そして「WAO!(ワオ!)」などがあります。

今日は、その中から1989年4月29日に発売された「大迷惑」をどうぞ。
 
大迷惑/ユニコーン

この曲の歌詞はこちら

しかし、このハチャメチャなプロモーションビデオ、いつ観ても楽しいです。(^O^)

この曲の作詞・作曲は奥田民生で、笹路正徳がプロデュースを担当しています。
この曲は、アルバム『BOOM』と『PANIC ATTACK』の2枚のアルバムを発売していたUNICORNの初のシングルで、3枚目のアルバム『服部』からの先行シングルとして発売されました。
曲は、結婚後にマイホームを購入したにもかかわらず、係長からの命令で3年2ヶ月単身赴任させられる男性サラリーマンの悲哀をテーマとしたものです。
「スピーディーで骨太なサウンド」のロックナンバーでありながら、ミュージカルを想定したことから、アレンジにオーケストラが導入されています。
この曲は、オリコンチャートにおいて、最高順位12位となりました。
この曲のヒットにより、ユニコーンはさまざまなテレビ番組への出演を果たし、同バンドの代表曲となっています。