Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

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「夕暮れ時はさびしそう/NSP」 - オリコン11位を記録したヒット曲&代表曲! バンド名の由来は?

今日は、NSPの「夕暮れ時はさびしそう」のご紹介です。

夕暮れ時はさびしそう  NSP ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

NSP(エヌエスピー)は、1972年に結成された、岩手県出身のフォーク・グループ。一関工業高等専門学校の同級生だった3人が在学中に結成しました。

メンバーは、天野滋(ヴォーカル・ギター)、中村貴之(ヴォーカル・ギター)、平賀和人(ヴォーカル・ベース)です。

NSPは、高専在学中の1973年に、第5回ヤマハポピュラーソングコンテストにおいて楽曲「あせ」でニッポン放送賞を受賞し、同年6月「さようなら」でデビューをします。
翌年の1974年に、「夕暮れ時はさびしそう」を発売しますが、この曲がオリコン11位となる大ヒット。同年発売のアルバム「N.S.Pひとやすみ」も、オリコン4位のヒットを記録します。

その後も、1976年に「赤い糸の伝説」がヒット。NSPは叙情派フォークを代表するグループとなります。

今日は、1974年7月10日に発売された、通算4枚目のシングルである「夕暮れ時はさびしそう」をどうぞ。
 

夕暮れ時はさびしそう/NSP

この曲の歌詞はこちら

いい曲ですねー。(^O^)
天野滋の歌声はいわずもがなですが、中村貴之の吹くオカリナも、いい味を出していると思います。

「夕暮れ時はさびしそう」は、2019年3月20日から東北新幹線一ノ関駅で発車メロディーに使用されています。
また、2019年7月1日に、この曲の舞台となった磐井川堤防に「N.S.Pメモリアルスポット」が設置されました。

「NSP」のバンド名の由来

「NSP」というバンド名の由来ですが、彼らはアマチュア時代に「ニュー・サディスティック・ピンク(New Sadistic Pink)」という名前で、当初はロックを中心に活動していました。
が、フォーク調の曲でデビューをするにあたり、この名前は似合わないということで、頭文字だけを取った「NSP(N.S.P )」に変えました。

NSPの由来については、かつて天野滋が、「納豆そら豆ピーナッツ」、また「なんと すごい プロみたい」 の略であると言っていたこともあります。

納豆そら豆ピーナッツ

出典:http://yukio-nsp.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2009/06/28/20090628_nsp_2178.gif


ゆうちゃん



NSPのおススメ曲って、他にどんなのがある?


しんちゃん


そうだなあ
やっぱりデビュー曲のさようならと、八十八夜、天中平 ~夕陽を浴びて~、それから面影橋かなぁ


ゆうちゃん


ありがとう
早速探して聴いてみるよ
そうそう。NSPといえば、「線香花火」もおススメです。

時間が許せば、こちらも是非お聴きになってみてください。
 

「線香花火/NSP」 - 「夕暮れ時はさびしそう」が大ヒットしたNSPの1976年のヒット曲|Super源さんの音楽ブログ


今日は、NSPの「線香花火」のご紹介です。写真はこちらからお借りしました。NSP(エヌエスピー)は、1972年に結成された、岩手県出身の男性3人による歌手グループです。メンバーは、天野滋



「十七歳の地図/尾崎 豊」 - 週間2位を記録したデビュー曲にしてヒット曲! 渋谷駅前の東邦生命ビルにはこの曲の記念碑が! 作曲エピソードも紹介

今日は、尾崎 豊の「十七歳の地図(じゅうななさいのちず)」のご紹介です。

十七歳の地図 尾崎 豊 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

尾崎 豊(おざき ゆたか、1965年11月29日 - 1992年4月25日)は、東京都練馬区出身のミュージシャン、シンガーソングライターです。

尾崎 豊は、1983年にシングル「15の夜」とアルバム「十七歳の地図」でデビューをします。

破滅的で体当たりなパフォーマンスや、自己の内面をえぐり出すような赤裸々な歌詞の中で、真実の愛や夢、生きることの意味を追い求めて、学校・社会の不条理に立ち向かう魂の叫びのようなその音楽の世界が、1980年代から1990年代の初めにかけて、若者を中心に多くの人の共感を得て、カリスマ的存在となります。

が、1992年、26歳のときに突然死。
このあまりにも早すぎる死は、社会的にも大きな衝撃を与えます。
実際、死後20年を経過する現在においてもなお、尾崎豊のファンは減るどころか逆に増えており、また彼が遺した曲の数々は、多くのアーティストにカバーされ続けています。

今日は、そんな尾崎 豊の、1984年に発売された通算2枚目のシングルである「十七歳の地図」をどうぞ。
 
十七歳の地図(じゅうななさいのちず)/尾崎豊

この曲の歌詞コードはこちら。

この曲は、オリコチャートにおいて、最高順位週間2位、1992年度年間33位を記録しています。

「十七歳の地図」は、尾崎豊が渋谷の街並みを眺めていたときに思いついた曲

この曲は当時、青山学院高等部の生徒だった尾崎豊が、よく学校帰りに夕日を見に訪れていた渋谷駅前の東邦生命ビル(現:クロスタワービル)の屋上テラスで、街並みを眺めていたときに思いついた曲ということです。
そのため、同テラスには、この曲の一部の歌詞が刻まれた記念碑が設置されています。

クロスタワービル(旧称:東邦生命ビル)の全景。



テラスから見た光景。尾崎豊のモニュメントがはめ込まれています。


モニュメントのズームアップ。


モニュメントの横には、「17歳の地図」の歌詞が彫られています。


※上記の写真は、以下のサイトからお借りしました。

尾崎豊と渋谷クロスタワーRadio JYO
https://plaza.rakuten.co.jp/RadioJYO/15000/
「渋谷クロスタワー」と『尾崎豊』―Aribin社長のきまぐれブログ
https://aribin-ceo.blogspot.jp/2010/11/blog-post_18.html

なお、この曲はデビューアルバム「十七歳の地図」からのシングルカットで、シングル化に当たって再レコーディングされて、別バージョンとなっています。
このシングルバージョンは、CD-BOXである「TEENBEAT BOX」(1995年)に収録された「RARE TRACKS」で、ようやくCD化されました。

尾崎豊の発売曲 一覧

なお、尾崎豊が発売した主な楽曲は、以下の通りです。

シングル

 発売日曲名オリコンチャート順位
1st1983年12月1日15の夜-
2nd1984年3月21日十七歳の地図-
3rd1984年8月25日はじまりさえ歌えない-
4th1985年1月21日卒業8位
5th1985年10月21日DRIVING ALL NIGHT9位
6th1987年10月1日2位
7th1988年6月22日太陽の破片3位
8th1990年10月21日LOVE WAY2位
9th1990年12月1日黄昏ゆく街で32位
10th1991年1月21日永遠の胸23位
11th1991年3月21日I LOVE YOU5位
12th1992年5月10日汚れた絆7位
13th1993年4月25日15の夜 (ライブ)15位
14th1994年1月21日OH MY LITTLE GIRL1位
15th1996年4月25日もうおまえしか見えない61位
16th1999年2月24日風にうたえば46位
17th2001年4月25日FORGET-ME-NOT/OH MY LITTLE GIRL52位
 

スタジオ・アルバム

 発売日アルバム名オリコンチャート順位
1st1983年12月1日十七歳の地図2位
2nd1985年3月21日回帰線1位
3rd1985年11月28日壊れた扉から5位
4th1988年9月1日街路樹2位
5th1990年11月15日誕生1位
6th1992年5月10日放熱への証1位
 

ライブ・アルバム

 発売日曲名オリコンチャート順位
1st1987年10月21日LAST TEENAGE APPEARANCE2位
2nd1993年5月10日約束の日 Vol.11位
3rd1993年5月10日約束の日 Vol.22位
4th1997年11月15日MISSING BOY13位
5th1998年11月21日OSAKA STADIUM on August 25th in 1985 Vol.160位
6th1998年11月21日OSAKA STADIUM on August 25th in 1985 Vol.263位
7th2013年11月27日LIVE CORE LIMITED VERSION YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME 1988/9/1258位
8th2022年3月23日LAST TOUR AROUND JAPAN YUTAKA OZAKI19位
ベスト・アルバム

 発売日曲名オリコンチャート順位
1st1996年9月30日愛すべきものすべてに2位
2nd1999年11月25日THE VERY BEST OF YUTAKA OZAKI14位
3rd2004年4月21日13/71 - THE BEST SELECTION2位
4th2008年4月16日WEDNESDAY ~LOVE SONG BEST OF YUTAKA OZAKI28位
5th2008年4月16日SATURDAY ~ROCK'N'ROLL BEST OF YUTAKA OZAKI34位
6th2011年4月6日I LOVE YOU~BALLADE BEST21位
7th2013年11月27日ALL TIME BEST15位

「つゆのあとさき/さだまさし」 - アルバム「風見鶏(かざみどり)」に収録されている名曲

今日は、さだまさしの「つゆのあとさき」のご紹介です。

つゆのあとさき さだまさし ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

さだ まさし(本名:佐田雅志(さだまさし、同じ)、1952年4月10日 -)は、長崎県長崎市出身のシンガーソングライター、タレント、小説家です。愛称は「まっさん」。

さだ まさしは、1972年に、高校時代からの音楽仲間だった友人の吉田正美(現・吉田政美)とフォークデュオ「グレープ」を結成し、メジャーデビューをします。
最初は、まったく売れませんでしたが、やがて「精霊流し」のヒットで、その名が全国的に知られるようになります。

グレープを解散してソロシンガーになってからも、「雨やどり」、「関白宣言」、「親父の一番長い日」、「北の国から~遥かなる大地より~」など、たくさんのヒット曲を生み出します。

2013年7月現在、日本で最も多くのソロ・コンサートを行っている歌手でもあり、その回数は4000回を越えるという、精力的なミュージシャンでもあります。

また、小説家としても活動し、「解夏(げげ)」「眉山(びざん)」などの著作を発表しています。

今日は、そんなさだまさしの多くの曲の中から、1977年7月25日に発表されたオリジナル・アルバム「風見鶏(かざみどり)」から、「つゆのあとさき」をどうぞ。
 
つゆのあとさき/さだまさし

この曲の歌詞はこちら

この曲は、別れた相手に最後の誠意を見せる男性の心境をうたった歌です。
タイトルは、永井荷風の小説「つゆのあとさき」から採られていますが、小説とこの曲の歌詞とは無関係のようです。