Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

Rss  Admin

「けんかをやめて/河合奈保子」- 「第24回日本レコード大賞」金賞受賞曲!

今日は、河合奈保子の「けんかをやめて」のご紹介です。

けんかをやめて 河合奈保子 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

河合奈保子(かわい なおこ、出生名:河合 奈保子(かわい なほこ)1963年7月24日 -)は、大阪市住之江区出身の歌手、シンガーソングライター、女優です。
娘は、歌手のkaho

河合 奈保子は、1980年代に活躍した歌手・アイドルの一人です。
代表曲としては、「エスカレーション」「スマイル・フォー・ミー」「夏のヒロイン」「けんかをやめて」(オリコンチャートシングル売上記録順)などがあります。
 

「エスカレーション/河合奈保子」 - 映画「居酒屋兆治」劇中歌 35万枚近くを売り上げた最大のヒット曲!|Super源さんの音楽ブログ


以前、河合奈保子の「ハーフムーン・セレナーデ」をご紹介しました。 「ハーフムーン・セレナーデ/河合奈保子」 - オリコン週間6位を記録したヒット曲|Super源さんの音楽ブログ以前、河


河合 奈保子の、その明るい笑顔と、天真爛漫で素直な性格は、当時幅広い世代に愛され、またスタイル抜群な彼女は、雑誌のグラビアやアイドル水泳大会を度々飾り、写真集は2012年の現在もなお古書市場において根強い人気を保っています。

また、歌以外にも、ピアノ・ギター・マンドリン・シンセサイザーを演奏し、自作曲(作詞作曲)も発表しています。

くわえて、彼女は中西裕の漫画「あしたのナオコちゃん」のモデルにもなっています。

今日は、そんな彼女の曲の中から、1982年9月1日に発売された通算10枚目のシングルである「けんかをやめて」をどうぞ。
 
けんかをやめて/河合奈保子

この曲の歌詞はこちら

河合 奈保子はこの曲で、「第24回日本レコード大賞」で金賞を受賞し、オリコンでは「スマイル・フォー・ミー」以来のベスト5にランクインしています。

この曲の作詞・作曲は、シンガーソングライターの竹内まりやです。
ある時、竹内まりやは、たまたまテレビで河合奈保子が「スマイル・フォー・ミー」を歌う姿を見て「彼女はしっとりとした歌を歌ってもきっと似合うだろうなあ」と感じて、表題曲の着想を得たといいます。

竹内まりやは、この曲について、「奈保子ちゃんが歌うと、ちょっとワガママな女の子の揺れてる気持ちが自然に聞こえてくる」と評し、また、河合奈保子の抑揚をつけた「ごめんなさいね 私のせいよ」という歌い方から、少女の心の機微が伝わってくると述べています。

のちに、竹内まりやはこの曲をセルフカバーしましたが、「奈保子ちゃんが歌うとすごく可愛いのに、私が歌うとひどく傲慢(ごうまん)な女性に聞こえるのはなぜだ(笑)?」と自身の歌い方を評し、歌手による視点の変化の妙を語りました。

なお、作曲家・筒美京平は、この曲を高く評価しています。

ちなみに、河合奈保子が金賞を受賞した「第24回日本レコード大賞」では、堀ちえみが「待ちぼうけ」という曲で新人賞を受賞しているのですが、この曲も竹内まりやの作詞・作曲によるものです。

こちらも名曲なので、お時間が許せば、どうぞお聴きになってみて下さい。(^^)
 

「待ちぼうけ/堀ちえみ」 - オリコン最高26位 9.8万枚の売上げを記録したヒット曲!|Super源さんの音楽ブログ


以前、堀ちえみの「夏色のダイアリー」をご紹介しましたが、今日はもう一曲ご紹介したいと思います。曲名は「待ちぼうけ」です。 写真は、こちらからお借りしました。この曲は、1982年に発売され



「きみ可愛いね/伊藤 咲子」 - 第27回NHK紅白歌合戦初出場を果たした伊藤咲子のヒット曲

今日は、伊藤 咲子の「きみ可愛いね」のご紹介です。

きみ可愛いね 伊藤 咲子 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

伊藤 咲子(いとう さきこ、本名:千葉咲子、1958年4月2日 -)は、東京都出身の女性歌手です。


写真は、こちらからお借りしました。

伊藤 咲子は、1973年 15歳の時にオーディション番組「スター誕生!」で優勝します。
そして、翌年の1974年に、 「ひまわり娘」でアイドル歌手としてデビュー。

同年末に、「木枯しの二人」を発売。この曲は、翌年の1975年、オリコン年間ヒットチャートで36位にランクインし、自身最大のヒット曲となります。

また、翌年の1976年には、 「きみ可愛いね」で第27回NHK紅白歌合戦初出場を果たします。

今日は、1976年03月05日に発売された、通算7枚目のシングルである「きみ可愛いね」をどうぞ。
きみ可愛いね・・・伊藤咲子 投稿者 prdlpp

この曲の歌詞はこちら

伊藤咲子の曲は、デビュー曲の「ひまわり娘」の他、「いい娘に逢ったらドキッ(1976年)」「つぶやきあつめ(1978年)」「男嫌い(1982年)」「愛人芝居(1985年)」など、タイトルにインパクトのある、というより興味を引くものが多かったように記憶しています。(--)トオイ メ

「きみ可愛いね」は、「乙女のワルツ」に続いてコーラスから始まるナンバーで、伊藤 咲子が「第27回紅白歌合戦」でこの曲を歌った際、岩崎宏美・太田裕美・キャンディーズ・森昌子がバックコーラスとして参加しました。
名曲ですが、今「君、可愛いね」などといったら「チャラい」といわれそうですね。【><】

伊藤咲子は、「イルカにのった少年」でデビューした同期の城みちると、3、4年間交際していたことをお互いに明かしています。

を開ければー、 港が見えるー♪(^O^)
ソレハ 淡谷 のり子ノ「別れのブルース」!(-_-メ)/~~~~~バシィ!!(T/O)

♪ひとこと云ってー、 君可愛いねー♪(^O^)
エヘッ、エヘッ!(^O^)\(^-^ ) ソウソウ! ナデナデ。

また、伊藤咲子は、のちに、この曲について以下のように述べています。
「これは今だから言えますが、「次の新曲だよ」と作曲家の三木先生にピアノでメロディーを弾いていただいた時「な~んて簡単な曲、物足りないな」って思ったんですよ。まさかこの曲で紅白に出るなんて・・・やっぱり皆さんが口ずさめる曲がヒットすると言う事を痛切に感じさせられた1曲です」

Sakiko Ito later wrote the following about this song.
I can say this now, but when Mr. Miki, the composer, played the melody on the piano and said, "This is the next new song," I thought, "What a simple song, it's not enough. I never thought I would be able to perform this song on Kohaku... This song made me realize that a song that everyone can sing along to is a hit.

2009年6月16日に放送された「NHK歌謡コンサート -特集・三木たかしの世界-」では、同年5月11日に亡くなった作曲家の三木たかしを追悼。伊藤咲子も同番組に生出演し、この曲を披露しました。

参考にしたサイト
きみ可愛いね/パーティーの夜-ひまわり通信 伊藤咲子公式Blog
http://i-sakiko.dcnblog.jp/photos/_single/kimim.html

「これが青春だ/布施明」 - ドラマ『これが青春だ』主題歌

今日は、布施 明の「これが青春だ」のご紹介です。

これが青春だ 布施明 ジャケットイメージ

布施 明(ふせ あきら、本名:布施晃、1947年12月18日 -)は、東京都三鷹市出身の歌手、俳優です。妻は、歌手の森川由加里。横浜市立大学学長を務めた布施勉は実兄。

布施 明は、1965年に「君に涙とほほえみを」でデビューをします。
伸びやかな声の持ち主として知られる歌手で、「恋」「愛の園」「霧の摩周湖」「愛は不死鳥」「積木の部屋」「恋のサバイバル」「カルチェラタンの雪」などのヒット曲があります。

1975年に、「シクラメンのかほり」がヒットし、第17回日本レコード大賞・第6回日本歌謡大賞・FNS歌謡祭での最優秀グランプリなど、多数の賞を受賞します。
アイドルとして熱狂的な人気を集めながらも、歌唱力の評価は非常に高く、クラシック番組「オーケストラがやってきた」にメインゲスト出演し、シューベルトの歌曲に挑戦したこともあります。

1980年には、ハリウッド女優、オリヴィア・ハッセーと結婚して話題を呼びます。
同年、アメリカに渡り、歌手活動やミュージカルなどでも活躍します。1983年に息子Maxが生まれ、1989年に離婚して日本に帰国しますが、当時の日本では考えられない額の慰謝料、養育費が話題となります。

また、俳優の仕事としては、1969年にはTBSテレビのドラマ「S・Hは恋のイニシャル」の主演をつとめるほか、映画「ラヂオの時間」、ミュージカル「オケピ!」、テレビドラマ「男の選びかた」「ウソコイ」「WATER BOYS」「仮面ライダー響鬼」などに出演します。

今日は、そんな布施 明の、1966年12月10日に発売された通算9枚目のシングルである、「これが青春だ」をどうぞ。
 
これが青春だ/布施明

この曲は、日本テレビ系ドラマ『これが青春だ』の主題歌として使われました。

この曲の歌詞はこちら

『これが青春だ!』(これがせいしゅんだ)は、1966年に公開された東宝および宝塚映画製作所(現在の宝塚映像)共同製作、夏木陽介主演の日本映画です。